ブライダルメイクはベースメイクと保湿で決まる!プレ花嫁のスキンケアをプロが伝授
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ベースメイクは時間をかけて作り込む
ブライダルメイクにはアイメイクやリップ・チークなど色々なポイントがありますが、一番大事なのはベースメイクです。
ベースメイクが大事な理由はふたつあります。
一つ目は最高の美肌をつくるため。素肌が内側から輝いているかのように、綺麗なお肌を作っていくことが大事です。
二つ目はメイク崩れを防ぐため。結婚式当日は泣いたり笑ったり色々な表情をするので、崩れを防ぐためにもベースメイクは大事です。
結婚式当日は普段のお洋服とは違いドレスを着ますし、顔周りのアクセサリーにも負けないよう、デイリーメイクとは異なるブライダル仕様のメイクをします。華やかなメイクにするには、一つ一つ時間をかけて作り込んでいくことが大事です。
最高の美肌を作るために大事なのは毎日の保湿
土台の土台を整える
結婚式当日に向けて最高の美肌を作るには、ファンデーションを乗せる土台(素肌)がとても大切です。ファンデーションのノリがいいお肌を作っておけば、シミやトラブルを隠すことが簡単になります。
また、ファンデーションがしっかり乗ることで『崩れにくい土台』を作ることができるので、まずは土台の土台である『ファンデーションの下の素肌』をしっかり整えておきましょう。
普段気にならない程度の小さなシミやニキビ跡も、ウェディングドレスを着ると気になってしまうものです。お肌がしっかり潤っていればキメが整ってふっくらするので、ファンデーションのノリも良くなって透明感も出ます。ですから花嫁さんにとって保湿は欠かせません!
朝晩のデイリーパック
ではここからオススメの保湿方法をご紹介します。まずオススメしたいのがは朝晩のパックです。
夜は1日動いた汗や埃、お化粧などがお顔の上に乗っている状態です。忙しくてそのまま寝てしまうと顔に雑巾をのせて寝ているようなもの。夜はきちんと化粧汚れを落とし、保湿をしっかりしてから寝るようにしてください。
朝のお手入れは手を抜いてしまいがちです。しかし、朝しっかりパックをして保湿をすることで、日中外からの刺激に強くなりますし化粧ノリもよくなります。
そんなにたくさんパックして大丈夫?と思うかもしれませんが、やはり水分はしっかり入れてあげたほうがお肌にとっては良いです。
パックはドラッグストアで売っているお手頃なもので大丈夫です。
パックは5分間「パンツを履く前に」
パックをする上での注意点があります。まず、パックをつける時間は一回5分程度でいいでしょう。長くつけすぎるとお肌にもともとある水分が奪われてしまい、乾燥してしまいます。つけたまま寝てしまうことのないよう、注意してください。
そして洗顔した後すぐにパックをすることが重要です。お風呂から上がった時点で乾燥は始まっています。「パンツを履く前」につけるのがオススメです。
週に一度は特別な炭酸パックがオススメ
毎日のパックはお手頃なもので構いませんが、週に一度は少し質の良いパックをするとお肌の基礎力の具合がグンと上がります。オススメは炭酸パックです。
個人的にオススメしたいのは、1剤と2剤に分かれていて混ぜ合わせることで炭酸が発生する炭酸パックです。お肌に炭酸をのせることで血行がよくなり、グングン栄養を届けてくれます。保湿力も高く再生能力が高まり、一度でつるんと肌の色ムラもなくなります。
気になる方は私のインスタグラムで詳しい使い方を紹介しているので参考にしてみてください。
油分で蓋をする
パックのあとは必ず油分で蓋をしましょう。ベタつくのが苦手で化粧水や美容液で終わっている方もいると思います。実は化粧水や美容液は蒸発してしまうのです。せっかくつけても蒸発してはもったいないですよね。油分のあるもの、乳液やクリームで蓋をするようにしましょう。
しっかり睡眠をとる
土台作りにはしっかり寝ることも大事です。よく、結婚式当日に『昨日寝れなかった』という方や『準備が溜まってここ一週間程あまり寝られていない』という方、更には『前日に夜遅くまで手紙を書いて泣いてしまった』なんて方もいます。
エステに通って綺麗なお肌を作っていても、睡眠不足の状況が続くとせっかく作ったお肌が台無しになってしまいます。泣いた後も化粧のりが悪くなってしまうのでもったいないです。
計画的にスケジュールを立て、手紙を書くなどの準備は早めに済ませましょう。前日はしっかりと寝て、ベストコンディションで結婚式を迎えて来てくださいね。
毎日の保湿、理想は3ヶ月前から
毎日のスキンケアをしっかりしておくことで、内側から透明感が溢れ出すハッピーなお肌になります。
ではいつ頃からしっかりしたお手入れをするといいのでしょうか。
お肌は28日周期でターンオーバーする(お肌が生まれ変わる)のですが、実はその前段階があります。一番の理想は90日前から。この記事でお話した保湿・スキンケアを続けることで、赤ちゃんの細胞を大切に育てていってください。
この記事を見た時点から、すぐにでも始めてくださいね。
メイク崩れを防ぐためにも、ベースが大事
メイク崩れを防ぐ為、ブライダルメイクではベースメイクが肝になります。
結婚式というイベントは普通のイベントと違って、笑ったり泣いたり表情がものすごく変化しますよね。ファンデーションがよれてしまいがちなので、崩れない下地を作ることが大切です。
肌タイプを伝えて自分に合うファンデーションを
涙もろい花嫁さんは、あらかじめヘアメイクさんにその旨を伝えておくといいでしょう。
ファンデーションの種類も色々あり、艶が出るタイプやしっかりカバーしてくれるタイプなど様々です。ヘアメイクさんは色々なファンデーションを持っているので『皮脂が出やすくて崩れやすい』とか『乾燥でよれやすい』など普段の自分のお肌の状態を伝えることで、自分に肌に合うファンデーションを選んでくれるでしょう。
必要なものを必要な量だけ必要なところに
ブライダルベースメイクのポイントは作り込んだナチュラル。
必要なものを必要な量だけ必要なところに乗せる事が重要。綺麗なところには乗せる必要はないのです。そうすると自然に、素肌が内側から輝いているかのように綺麗なお肌に見せてくれます。
厚塗りにしないので崩れにくくもなるし、どんな角度から見られても綺麗なお肌が作れます。
この記事のまとめ
今回はブライダルメイクではベースメイクが最も大事、というお話をしました。そしてベースメイクには土台となる素肌のケア、毎日の保湿が欠かせません。理想は3ヶ月前からしっかりと朝晩の保湿を頑張ってください。綺麗な土台があれば当日ヘアメイクの力で、私たちがより美しくする事ができます。お肌のトラブルをカバーしやすくなるからです。
この記事を参考に保湿と睡眠をしっかりとって、結婚式本番を最高のコンディションで迎えてくださいね。