前撮り撮影に必要な「持ち物」と写真のクオリティをあげる裏技をプロが直伝!

前撮り撮影に必要な「持ち物」と写真のクオリティをあげる裏技をプロが直伝!

写真/ビデオ
Updated: 2021-09-24
前撮り撮影に関して質問の多い「持ち物」。当日をよく知るプロのフォトグラファー明山敬太が、絶対に必要なもの、あると撮影のクオリティがあがるもの、さらに当日の様々なアクシデントへの対策を伝授します!前撮りを考えている方、撮影を控えている方は是非参考に準備してください。

前撮り撮影当日の流れ

まずはじめに、弊社ピクニコでの前撮りの流れをご紹介します。

スタジオで準備

前撮り撮影当日は、まず花嫁さんのメイクとヘアセットから。ヘアメイクが完成したら(1時間半〜2時間)ドレスに着替え、花婿さんも着替えてヘアセットをします。

前撮りでの花婿さんの衣装は、タキシードだけでなく、最近ではシャツだけといったラフなものが流行っています。サスペンダースタイルはラフすぎずオシャレに見えてオススメです。

前撮りロケーションまで車移動

撮影場所まで車で移動します。

移動時間が長過ぎるとどうしても疲れがでてしまい、撮影に支障が出るので注意が必要です。1時間半以内で移動できるロケーションがオススメです。

撮影

撮影時間は約2時間半〜3時間程です。撮影後はスタジオに戻って着替えて終了です。撮影した動画や写真の納期は大体1ヶ月です。

前撮り撮影当日、忘れてはいけない持ち物は「インナー」

ドレスやタキシードなどの衣装を用意していただく際に、忘れてはいけないのがインナーです。女性の方はブライダルインナーと、肌色のストッキングもあると寒さ対策になりオススメです。

男性はシャツの下に着て支障が無い肌着を持ってきてください。足元を撮った際にチラ見えするので靴下も油断せずしっかり用意してきてくださいね。

前撮り撮影にあると便利な持ち物

次に必ずしも必要ではないですが、あると撮影のクオリティがあがるものをご紹介します。

ロケーション撮影には靴を2足

まず花嫁さんの靴です。

結婚式当日は歩きやすい場所で履くので高めのヒールでも大丈夫ですが、ロケーション撮影は足場が悪いことも。歩きやすい履き慣れた靴があると便利です。特に動画の撮影では動きをつけることが多いので、歩きやすいぺたんこの靴がいいでしょう。

全身を撮影する際にバランスがいいヒールと、ぺたんこ靴の2足があるととても便利です。

アクセサリーは忘れないよう前日に準備を

アクセサリーはドレスとのバランスをみて用意しましょう。

結婚式当日と同じように、前撮り当日も自宅を出発する前はバタバタしてしまうと思います。アクセサリーなどの小物は前日から準備しておきましょう。

またせっかく持ってきていただいても、当日スタジオに忘れてしまうことも。スタジオ出発前にもしっかりチェックしましょう。

結婚指輪や婚約指輪は前撮りがオススメ

結婚指輪や婚約指輪は結婚式当日に撮影するイメージがあるかと思います。ですが結婚式当日は時間がないので、クオリティが高い写真を残したい方は是非前撮りの際に準備しておくといいでしょう。

指輪は発注してから手元に届くまで時間がかかることが多いので前撮りで撮りたい方はなるべく早く準備をするようにしましょう。

撮影当日を安心して迎えるために必要な持ち物

暑さ寒さ対策

前撮りでは撮影を楽しむことが重要。撮影を楽しむ為にも、暑さ寒さ対策はとても重要です。暑い時期は日傘や冷たい飲み物、寒い時期は防寒着やカイロ、水筒に温かい飲み物を用意してもいいですね。

乗り物酔い対策

車移動があるので、乗り物酔いしてしまう方は、酔い止めがあると安心ですね。

空腹対策

私もそうなのですが、途中でお腹がすいてしまうと元気がなくなってしまうことも(笑)。一口大の軽食を用意しておくと、お腹がすいたときも安心ですね。

この記事のまとめ

前撮り当日はスタジオでヘアメイクと着替えをしてから、ロケーションまで車移動し撮影をします。衣装を準備する際はインナーを忘れないように注意しましょう。

ロケーション撮影にあると便利な履き慣れた靴や、アクセサリー類は前日にしっかり準備し、当日はスタジオに置き忘れのないように注意しましょう。

前撮り当日を安心して楽しむ為にも、是非事前準備をしっかりして当日を迎えましょう。

presented by
Director / Camera
Keita Akiyama
大阪拠点のウェディングムービー制作会社、PICNIKO(ピクニコ)所属。ダンス・自主映画制作ドラマ制作を経て、2016年にPICNIKO入社。