花嫁のヘアスタイルと、アクセサリーの似合わせテクをヘアメイクアーティストが解説!
Contents
style1.甘すぎないシニヨンスタイル
花嫁に人気のシニヨンスタイルに、葉っぱのデザインのイヤリングとヘッドドレスをつけていきます。ゴールドを基調としていてとてもかわいいですね。たくさんついたビジューも華やかです。
目立つヘッドドレスは左側に
結婚式中、花嫁は新郎の左側に立つことが多いです。そのため目立たせたい大きなヘッドドレスは左側につけるとGOOD!
写真撮影やゲストへの挨拶で動き回ることが多いので、ずれたり落ちたりしないようにしっかりと固定しましょう。こうしたヘッドドレスは自分でつけるのが難しいので、前撮り撮影でもヘアメイクのスタッフに同行してもらうといいでしょう。
ドレス・ヘア・アクセサリーをトータルでコーディネート
シニヨンスタイルはアレンジを加えて個性を出すことも可能です。今回は中央にボリュームを集めて長く見せるシニヨンスタイルに仕上げました。
髪をふんわりと見せるよう多めに髪の筋を作り、顔まわりには後れ毛を出して可憐さを演出しています。
また、ドレスのデザインや素材、装飾とリンクしたアクセサリーを選ぶのもポイント。まとまりが出て上品な印象になりますよ。
style2.ふんわりハーフアップスタイル
ふわふわしたシルエットがかわいいハーフアップスタイルに、白い花をモチーフにしたヘッドドレスをつけていきます。
このアクセサリーはまとめてつけることも、バラバラにつけることもできるので、つけ方によって色々な見せ方ができます。
ツイスト4本でふんわり増し
ふんわり感を出すために、前髪をセンターでわけてツイスト(ねじり)を左右2本ずつ、合計4本入れています。
おろした髪の毛はスタイリングの最初にしっかり巻いておけば、スプレーをふり直すだけで弾むようなカールが出てきます。結婚式のお色直しでも使えるスタイルです。
アクセサリーを非対称に散らしておしゃれ度アップ
白い花がモチーフのヘッドドレスで可憐なイメージをプラス。今回はヘッドドレスを散らしてつけてみました。
散らす場合は、完全に左右対称にはせず、少しずらしてつけるのがポイントです。ゲストによく見える左側を少し高めにつけるとバランスがよくなりますよ。また、ツイストした部分につけることでアクセサリーが落ちにくくまとまった印象になり、かわいさがアップします。
アクセサリーに共通のモチーフを
イヤリングにも白い花のデザインを取り入れて組み合わせはバッチリです。
ゆらゆらと揺れるイヤリングは、ライトアップされるような会場でキラキラと光ってとてもきれいです。
輪郭に合わせて広がりを調整
輪郭が面長の花嫁さんの場合、ハーフアップスタイルは横の広がりを意識しましょう。サイドの崩しを大きくしたり、おろした髪の毛を横に広がるようにほぐしたりすると輪郭がきれいに見えます。
反対に丸顔なら、横をスリムにして縦のラインを出すのがポイントです。顔周りに後れ毛を出してあえて影を作ったり、トップの髪の毛を上に引き出してたりして卵型に近づけるように意識すると輪郭が整って見えますよ。
style3.ビンテージクールスタイル
続いてはドレスをチェンジしたクールなスタイルをご紹介します。ヘアスタイルは高めに上げたポニーテールに。アクセサリーはビンテージのものをつけていきます。
フィッシュボーンで個性的なポニーテールに
ポニーテールに2つフィッシュボーンを作りました。
普通のポニーテールとは違う、個性的でおしゃれな花嫁スタイルです。
イヤーカフでも個性を演出
アクセサリーはワイヤーで花を型どったおしゃれなものを選びました。左右でデザインの異なるイヤリングとイヤーカフの組み合わせで個性的に。左右で違う表情が楽しめるのもポイントです。
イヤーカフが耳の上にかぶるので、ヘアスタイルはスッキリとまとめました。ヘッドドレスは敢えてつけない最新のおしゃれスタイルです。
クールなスタイルは長身・黒髪の人にオススメ
かっこよく決まるスタイルは、背の高い人や黒髪の人によく似合います。持っている凛とした雰囲気が際立つクールスタイルです。普段はクールな格好はしないけれど特別なスタイルに挑戦したいという方は、リップの色を変えるとガラッと印象を変えることができますよ。
style4.シンプルなクールスタイル
シンプルなシニヨンスタイルで、韓国人女優のようなクールさを演出しました。ヘッドドレスには花とサンゴがあしらわれたカチューシャとピンのセット、同デザインのイヤリングをチョイス。人とかぶらない珍しいデザインですね。
カチューシャをあえて後ろからつけて高貴な印象に
通常上からつけることが多いカチューシャですが、あえて後ろからつけることでヨーロッパの王妃のような高貴な印象に仕上げました。
イヤリングの長さはデコルテを見せてバランスよく
長さのあるイヤリングは肩に当たる長さでも、デコルテがしっかり開いたドレスならOK!アクセサリーがひっかかる心配もなく、見た目にも気になりません。
クールスタイルは巻かない・崩さない
カールや崩しを少なく抑え、面を出す(表面をツヤツヤさせる)のがクールスタイルのポイント。重心を下げて落ち着いた雰囲気になります。
このようなシンプルなスタイルはヘッドドレスが目立つので、髪型を決めきってから合うアクセサリーを選ぶようにしましょう。ゴールドでもシルバーでもデザイン次第でクールに決まるので、色味はあまり気にしなくて大丈夫です。
この記事のまとめ
ヘアスタイルやアクセサリーを変えるだけで印象はガラっと変わります。ドレスとも合わせてトータルでコーディネートするのがポイントですが、まずはドレス、そしてヘアスタイル、最後にアクセサリーと順に選んでいきましょう。