ブライダルメイクとデイリーメイクはどう違う?ブライダルメイクのポイントを知って、自分史上最高のメイクを!

ブライダルメイクとデイリーメイクはどう違う?ブライダルメイクのポイントを知って、自分史上最高のメイクを!

ヘアメイク
Updated: 2021-08-20
普段のメイクとブライダルメイクは見え方が違います。今回は実際にモデルさんにメイクをしながら、普段のメイクとブライダルメイクの違い、ブライダルメイクで押さえておくべきポイントをご紹介します。自分の思い描く理想のヘアメイクにより近づきたい!というプレ花嫁さんは是非参考にしてください。

ブライダルメイクのポイントは作り込んだナチュラル

ブライダルメイクのポイントは、作り込んだナチュラルです。普段の自分を何倍もブラッシュアップしたメイクを目指しましょう。ここからはブライダルメイクの流れをポイントを交えてご紹介します。Youtubeでは実際にモデルさんにブライダルメイクをしていますので、是非ご覧ください。

普段のお手入れから保湿はしっかりと

まず普段のお手入れから保湿はすごく大事です。化粧のりがいいお肌を作っていくことが、綺麗に仕上がる一番のコツ!毎日パックしてもいいです。

結婚式当日の朝もパックをして行くと化粧のりがグンと良くなるでしょう。

マッサージで血色の良いお肌に

化粧水を塗ったら、軽くマッサージをします。マッサージをすることでより血色も良くなって、化粧のりもよくなります。

しっかり保湿をして土台を整える

マッサージのあとは保湿クリームを塗ります。

ここでは日焼け止め入りの保湿クリームを塗っています。しっかりと保湿して土台を整えます。

必要なものを必要な量だけ、必要なところにのせる

肌質に合わせて下地とファンデーションを選んでいきます。私がブライダルメイクにおいて大切だと思う、ファンデーションの塗り方のポイントは『必要なものを必要な量だけ必要な所にのせる』です。

結婚式では笑ったり、泣いたり、表情がいろいろ変わるのでメイクがすごく崩れやすいです。ですから厚塗りにはせず、でも素肌がキレイに見えるようなベースメイクを目指していきます。

全体的には薄く塗り、足りないなというところには重ねます。コツはしっかり叩き込んでおくこと。崩れにくくもなりますしツヤが出てきます。

ファンデーションで隠しきれない部分はコンシーラーでカバーしていきます。ニキビがある場合はここでしっかりとカバーしていきます。

ただし、凹凸のあるニキビは隠しきれないので食事にも気をつけましょう。かといって、ダイエットで食事を制限しすぎるのもお肌にも良くないです。肌は食べたものから、体の中に入ったものから作られています。ちなみにお酒は肌を乾燥させるので注意。

ベースメイクに立体感を仕込む

シェーディングとハイライトもファンデーションの時点で行っていきます。ファンデーションの中に仕込んでおくことで自然な立体感が出て小顔になります。

チークも少しだけ仕込んでからお粉をします。これでベースメイクの完成です。この時にリップの保湿もしておいてください。

ポイントメイクのコツ

チークで高揚した肌に見せる

シェーディングとチークを重ねます。ポッと高揚したかのような、恥ずかしくて赤くなったお肌が理想です。

眉はしっかり太めに

眉毛はファンデーションの次に大事です。カメラのフラッシュで飛んでしまったりするので眉毛はしっかりめに書きましょう。細く書くとお顔が大きく見えてしまうので要注意。

泣き虫さんはまつげエクステ、一重さんはつけまつげ

アイメイクのコツは立体感と華やかさ。まつげエクステをすると長さも出るので横顔や伏し目がちにした時にすごく綺麗です。

まつげエクステをするとそれだけでも目元が濃くなりますよね。アイラインをひかなくていいため、泣いた時に崩れにくいです。泣き虫さんにはまつげエクステがオススメ!

長さもボリュームも出るので華やかになるまつげエクステですが、一重まぶたさんや逆さまつげの方は、まつげエクステをつけるとまつげが下がってしまうことも。眠たそうに見えたり逆に目が小さく見えてしまうこともあるので、一重さんや逆まつげの方はビューラーでしっかりまつげをあげた方が目がぱっちりします。まつげエクステより、つけまつげの方がいいかもしれないですね。

口角コンシーラーで幸せスマイル

口角には影ができやすく、ムスっとした顔に見えてしまいます。コンシーラーをしておくと口角が上がって見え、いつでも幸せスマイルな唇になります。一つ一つを丁寧に仕上げていくことがとても大切です。

私服では濃く感じるくらいがちょうどいい

ここまでのメイクは私服で髪の毛もセットしないと濃く感じますがヘアセットをしてドレスを着るとイメージが変わってきます。

少し濃いなと思うぐらいのメイクでも、ヘアセットをしてドレスを着た華やかなイメージを持って当日やメイクリハーサルに臨んでもらうとより理想のヘアメイクに近づけるのではないかと思います。

ブライダルメイクで私服を着ている状態と、ブライダルメイクでドレスを着ている状態を見比べていただくと一目瞭然です。

この記事のまとめ

ブライダルメイクのポイントは作り込んだナチュラル。普段のお手入れから保湿がすごく大事です。シェーディングとハイライトはベースメイクの時点で行うことで自然な立体感が生まれます。ポイントメイクではチークや眉毛、口角をあげて見せるコツもご紹介しました。

ドレスを着てヘアセットをすると、私服では少し濃いなと思うぐらいのメイクがちょうどよく見えるはずです。ブライダルメイクのコツを知って当日やヘアメイクリハーサルに臨んでくださいね。

presented by
ブライダルヘアメイクアップアーティスト
井上紗耶加
ヘアメイクシャワー所属。ブライダルヘアメイク歴は10年。バンタンキャリアスクールヘアメイクアップアーティスト科卒業。株式会社ポーラ化粧品にてスキンケア・化粧品知識を専門的に習得した後、ヘアメイク講師業に携わる。現在雑誌・TV・DM撮影、ブライダルを中心に活躍中。またネイリストとしても活躍しており、トータルでビューティーをサポートする。