自宅でできる!セルフニューボーンフォトの撮り方をプロが解説

自宅でできる!セルフニューボーンフォトの撮り方をプロが解説

ベビー
Updated: 2021-12-03
新生児期の赤ちゃんを撮影するニューボーンフォトは専門スタジオで撮ってもらう方も多いですが、自宅にあるものとスマホでも簡単に撮ることができるんです。ニューボーンフォトの専門スタジオで今大人気のStudio wombフォトグラファー、筒井亜矢子がセルフニューボーンフォトの撮り方をご紹介します。

セルフニューボーンフォトに必要なもの

まずはじめに、自宅でニューボーンフォトを撮るのに必要なもの、準備していただきたいものはこちらです。

ニューボーンフォト撮影に必要なもの
  • ビーズクッション
  • ファー
  • バスタオルorおくるみ
  • フェイスタオル
  • ヘアゴム2本

赤ちゃんは固いところに寝かされるのが嫌いなので、柔らかいビーズクッションに寝かせます。なければ座布団で代用しても構いません。

ふわふわとしたファーは布屋さんで800円〜1000円くらいで手に入ります。新生児らしい丸まったポーズを撮るには手足の位置を調整しやすい、寝ているときに撮るのがオススメです。

撮影は暖かく、自然光が入る場所で

スマホでも綺麗に撮れるように自然光を使って撮影をします。家の照明をすべて消して、柔らかい光が入るカーテンのそばで撮影しましょう。撮影場所を決めたら、赤ちゃんが寒くないように室温を調節します。冬であれば電気毛布や暖房をつける、ヒーターをつけるなどして暖かい状態にしてあげてください。夏はクーラーを切って、大人が半袖で過ごせるぐらいの室温がいいでしょう。

セルフニューボーンフォトのセッティング4つの工程

撮影の際に赤ちゃんを寝かせるベッドを作っていきます。赤ちゃんの大きさに合わせて適宜調整してくださいね。

1.ドーナツクッションを作る

バスタオルかおくるみをくるくると巻いて棒状にし、ドーナツのように丸く形を作ります。おくるみの両端をヘアゴムでくくっておきます。

2.枕を作る

フェイスタオルをくるくると巻いて中央をヘアゴムでくくり枕を作ります。枕を使って赤ちゃんの頭の位置が高くお尻の位置が低くなるようにすると、より可愛いらしく撮ることができます。

3.ビーズクッションにセットする

窓際にビーズクッションを置き、その上にドーナツクッションと枕をセットします。

その上からファーをかけて、赤ちゃんが丸くなれるくぼみを作ります。

4.赤ちゃんを乗せてポーズを取る

できたベッドにやさしく赤ちゃんを乗せ、赤ちゃんが安定する位置にクッションや枕の位置を調整します。頭がしっかり上がるようにするのが可愛く撮影するポイントです。

ニューボーンフォトを撮影してみよう

撮影の間、オムツは外してもOKですが、万一に備えてテープを外してくるっと巻き、ファーの中に隠しておいても構いません。赤ちゃんの足を曲げて、丸まったようにポーズを取りましょう。

片側から光が入ることでよりナチュラルな雰囲気のニューボーンフォトを撮ることができます。今回のセットでもやわらかい光に包まれた赤ちゃんの写真を撮ることができました。

ニューボーンフォトで家族の思い出作りを

家にあるものとスマートフォン1台で可愛らしい写真を撮ることができました。家族の絆が深まり今しかない赤ちゃんの姿を残すことができるニューボーンフォト。ぜひチャレンジしてみてください。

presented by
Studio womb フォトグラファー
筒井亜矢子
大阪芸術大学を卒業後、ブライダルやキッズスタジオを経てニューボーンフォトの撮影に携わる。カメラ歴は18年、ニューボーンフォト撮影は5年。現在は奈良県橿原市で新生児専門のスタジオでニューボーンフォトを撮影している。