前撮り当日のスケジュールを知ろう!ロケーション撮影に密着

前撮り当日のスケジュールを知ろう!ロケーション撮影に密着

写真/ビデオ
Updated: 2021-06-14
前撮りロケーションフォト撮影当日はどんな感じで進むのでしょうか?一日の段取りは?この記事では実際の前撮り撮影に密着して前撮り当日のスケジュールをご紹介します。これから前撮りをされる方はこの記事を参考に当日の流れをイメージしてくださいね。

(1) スタジオでお支度

まず大阪市内にあるピクニコのスタジオにてお支度をしていきます。この日スタジオには新郎新婦おふたりとヘアメイク、フォトグラファー、ビデオグラファー、エディターがいました。
花嫁のヘアメイク中からカメラマンは新郎新婦とお話し、おふたりの空気感に触れます。
ヘアメイクが終わると花嫁はドレスフィッティング。花婿も衣装に着替えて準備を整えます。
この日はカメラマンもお支度をお手伝い。カメラマンのエダさんは元アパレル店員なので花婿の蝶ネクタイを留めていました。自慢げに(笑)
支度が仕上がる頃にはおふたりとカメラマンも仲良くなっています。
花婿がカフスボタンを留めている時にはカメラマンのエダさんはもうカメラを構えていました。「カメラ目線とかは要らないですよ」この日の撮影は自然なオフショットから始まりました。

(2) スタジオで撮影

お支度が整ったら、撮影スタートです。まずはスタジオでふたりが並んだショットから。モデルさんでもない限り、カメラに撮られることに慣れている方は多くありません。一気に緊張感が増すおふたりですが、緊張感ごと、ありのままのふたりを撮影します。窓の外を見たり、お顔を見合わせて「緊張するね」と話しながら撮影するうちに、だんだん撮られることにも慣れてきます。

(3) ロケーションへ移動【宮崎の鼻】

この日のロケーションは和歌山県。有田川河南の終点に位置する宮崎の鼻です。天気の良い日には四国(徳島県)・淡路島まで見られます。前撮りロケーション撮影スポットとして未開拓な場所で平日や土日祝日に関わらず地元の人以外はほとんどおらず、人目が気になる新郎新婦にもおすすめのスポットです。

森の中で緑と撮影

撮影しながら10分ほど山道を登ります。この日は気候も良く晴天で緑を眺めながら歩きました。カメラマンのエダさんは「こんなに登るなんて聞いてない」とおふたりの気持ちを代弁するかのように冗談を言って盛り上げていました。ロケーションフォトでは山道を移動するので歩きやすい靴を履いていくのがおすすめです。
ヘアメイクも同行するので、撮影ポイントについたらヘアメイクを直します。
緑の自然とお二人を撮影していきます。会話しながら撮影することで自然な笑顔を引き出します。

山を抜けて海で撮影

山を抜けると海が見えます。

海をバックに撮影したり、反対側から撮ると丘がバックに。

岩場や砂浜のイメージも撮影できとてもバリエーション豊かな場所です。
後半になってくるとおふたりもだいぶ慣れてきます。「ポーズは自由に」との声かけにも固まってポーズを決めている感じではなく、メガネを触ったり風になびいた髪の毛を整えたり、波を避けて笑いあったり、リラックスできている様子です。

(4) 前撮り撮影を終えて

おふたりに前撮り撮影を終えた感想を聞いてみると、おふたり揃って「楽しかったです」という声が聞けました。前撮り撮影自体が思い出に残る一日になるように、楽しんでいただけると幸いです。

(5) この記事のまとめ

この記事では前撮りロケーション撮影に密着して一日の流れをご紹介しました。撮影当日はスタジオでのお支度からスタート。ロケーションに移動したら、撮影スポットまで徒歩で移動します。自然の中での撮影は山道を移動するので歩きやすい靴を用意するのが良いでしょう。山の緑や丘と、海辺では岩場でも撮影ができる和歌山県の宮崎の鼻はオススメのスポットです。前撮りの一日の流れを知って、撮影当日を楽んでくださいね。
presented by
Photographer
Hiroaki Nishimiya a.k.a EDA
アパレルブランドの接客販売職を経て2013年に写真業界へ転身。接客+カメラをやりたいという気持ちからウェディングフォトを主軸に活動中。
presented by
Director / Camera
Keita Akiyama
大阪拠点のウェディングムービー制作会社、PICNIKO(ピクニコ)所属。ダンス・自主映画制作ドラマ制作を経て、2016年にPICNIKO入社。