今回ご紹介するドレスは、イギリス人デザイナーJenny Packham（ジェニー・パッカム）によるもの。パッカムが手がけるドレスは、キャサリン妃、ビヨンセ、サラ・ジェシカ・パーカーなどの名だたるファッションアイコンから厚い支持を得ています。 スレンダーなドレスが多く展開されており、すっきりとしたシルエットが特徴。しかし、所作が美しく見える柔らかで上質な生地が使われていたり、繊細かつ華やかなビーズ刺繍が施されていたりと、シンプルだけには留まりません。体のラインに優しく寄り添う上品なドレスの数々が、大人の花嫁から注目されています。

 

この「Kenzy」は、動くたびに繊細なチュールが揺れ動き、足さばきをきれいに見せてくれるのがうれしいところ。しっとりとした揺れ感があり、落ち着いた雰囲気を印象付けます。 ボリュームが控えめで動きやすいため、レストランやガーデンでのウェディングにおすすめ。もちろん、屋外のロケーションフォトにも最適です。たとえば風が吹きやすい海辺のシチュエーションでは、裾の動きが写真や動画にもドラマチックな躍動感をもたらします。 くるりと後ろを向いたときにパッと背中が映えるのも注目のポイント。動画のように、編みおろしのヘアスタイルで魅せるのも素敵ですね。

 

正面から全身をとらえると、スレンダーラインのミニマムなシルエットながらも、女性らしい優雅なムードたっぷり。その秘密は、程よい肌見せとチュールの柔らかな質感にあります。シンプルなキャミソールドレスの上をチュールが覆うデザインで、大人っぽさと可憐さのいいところどりを叶えてくれるんです。 デコルテから胸元はV字で大きく開いていますが、チュール袖が腕をカバーしているので、露出度を抑えて上品な印象に見せられますよ。

 

サイドから見るとストンとした縦のラインが引き立ち、スリムなシルエットが強調されます。トレーンが短いので、カジュアルな今どきの花嫁に憧れる方にぴったり。新郎と向かい合うシーンでも、スタイリッシュな雰囲気が叶うでしょう。 歩くと靴がチラリと覗くため、ウェディングシューズをしっかり見せたい方にもおすすめです。

 

バックスタイルも程よい加減の肌見せで、品のよさが感じられます。ウエストのナチュラルなシェイプが、後ろ姿の女っぷりをアップ。身体が薄いと悩む女性も、違和感なくメリハリのあるシルエットが叶うでしょう。袖、スカート、ウエストなどのいたるところに施されたビーズ刺繍が歩くたびにさりげなく輝き、華やかさを加えます。

 

縦にあしらわれたビーズ刺繍が目を惹く上半身。身体の中央に向かって放射状のラインを作り、ウエストを切り替えとして広がるような形に配置されているため、自然なくびれ感が演出できます。 ビーズ刺繍がジュエリーの役割を果たすので、首元はあえてネックレスなしでデコルテを魅せる着こなしも良いですね。

 

透け感たっぷりのチュール袖は、花をかたどった繊細なビーズ刺繍がポイントです。袖のデザインの可愛さをアピールするなら、ヘアスタイルはまとめ髪がおすすめ。指輪の交換、ケーキ入刀などのシーンで、横や斜めからのショットが映えること間違いなしです。

 

上半身と同様、スカートのチュール部分にも縦ラインを作るビーズ刺繍があしらわれています。パールビーズは、さまざまな粒感のものが使われており、その細やかさは思わず息を飲むほど。ところどころにきらめくビジューが散りばめられ、可憐な足元を演出します。

 

• Jenny Packham Kenzy
• レンタル　¥275,000（税込）
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